外壁塗装における色の選び方とは?色あせが起きたときの対処法も解説

リフォームにはさまざまな施工がありますが、外壁塗装は重要なメンテナンスのひとつです。外壁塗装には美観を保つだけではなく、塗膜によって建物を保護する役割があります。 外壁塗装の悩みのひとつに、色選びがあります。この記事では色選びのポイントや色あせが起きたときの対処法について、詳しく解説していきましょう。外壁塗装を検討している方は、ぜひともこの記事を参考にしてください。

外壁塗装での色選びで失敗してしまう理由

外壁塗装での色選びで失敗する理由はさまざまなものがありますが、大きくわけると3つの理由があげられます。ここではそれぞれについて、詳しく解説していきましょう。

思っていた色と異なっていた

もっとも多い失敗としてあげられるのは、完成時の外壁の色が思っていた色と異なっていたことです。サンプルやカタログをみて色を決めるのが一般的ですが、考えた色よりも薄かったというケースが多くあります。

汚れが目立ちやすくなった

色を選択する際には、周囲の環境にも気を配らなければなりません。白や白に近い色を選んでしまうと、排ガスやホコリなどで目立ってしまうことがあります。また雨風の影響を常に受けているため、きれいな状態を維持するのが難しいことでしょう。

ほかのエクステリアと合わなかった

外壁の色だけを考えてしまい、玄関や塀の色と合わなかったというケースがあります。外壁塗装の色を選択する際には、ほかのエクステリアとのバランスを考えなければなりません。

外壁の色選びを成功させるポイント

外壁塗装での色選びでは、以下の3つのポイントを意識しましょう。
・面積効果
・汚れの目立ちにくい色の選択
・周囲の環境
ここではそれぞれのポイントについて、詳しく解説します。

面積効果を意識する

面積効果とは、まったく同じ色でも面積の違いによってみえ方が異なるという、目の錯覚のことです。ネットショッピングでバッグやスーツケースを注文したときに、実際に届いた商品がイメージした色とは違っていたという経験をする方もいるでしょう。同じ色を用いた場合でも面積が小さい場合は暗くみえて、面積が大きい場合は明るくみえる傾向にあるのです。
外壁塗装の色選びについても、濃い目の色を選ぶのがおすすめです。カタログやサンプルから選ぶときでも、イメージとは異なることを念頭に置いてから決めるのがよいでしょう。カタログやサンプルから選ぶのが苦手な方は、希望の色を使用している家をみつけてから、外壁塗装の担当者に「同じような色にしてください」と伝えるのもおすすめです。
最近は外壁の色をシミュレーションできるサイトがあります。完成時の色を簡単にイメージできるので使用する方も多いものの、シミュレーションはベタ塗りで表現しているので実際の色とは大きく異なります。モニターのメーカーや画面の設定によってもみえ方が変わってしまうので、シミュレーションだけで色を選ぶのは避けましょう。

汚れの目立ちにくい色を選択する

外壁は雨風・ホコリ・太陽からの紫外線などの影響を受けるので、汚れの目立ちにくい色を選ぶのがおすすめです。
たとえばホコリや車の排ガスが気になる方は、グレー系の色がおすすめです。雨風による汚れが気になる方は、コケが目立ちにくいグリーン系の色がよいでしょう。ベージュ系の色は、汚れが目立ちにくい色として人気があります。好みも重視しながら、汚れが目立ちにくい色を選ぶのがよいでしょう。

周囲の環境を意識する

外壁の色を決めるときは、近隣の外壁を意識しましょう。近隣の外壁に合わせると統一感が生まれて、スッキリとした印象を与えられます。
一方で近隣の外壁と異なる色を選ぶと、目立たせられることでしょう。自然に囲まれた地域に住んでいる方は、周りの風景に合わせて色を選ぶのもよいでしょう。たとえば山に囲まれた地域なら、グリーン系の色もおすすめです。
外壁の色を決めるときには外壁のことだけを考えてしまいがちですが、サッシ・玄関・屋根などの色を意識するのも大切です。屋根については面積が広いので、外壁と同じように住宅の印象を作ります。質感やデザインなどを統一すると、スッキリとした印象を与えられることでしょう。

外壁の色あせが起きたときの対処法

新築のときにはきれいな外壁も、時間が経過すると色あせが起こります。色あせが起きる主な原因は、太陽の紫外線です。紫外線などの強いエネルギーにさらされると塗料の色素が切断されてしまい、色味が変化してしまいます。
色あせは古びた印象を与えるだけではなく、外壁の防水性能が低下してしまうので注意が必要です。内部への浸水を防ぐためにも、塗装の塗り替えなどの対策が必要となります。色あせをできる限り防ぎたい方は、色あせのしにくい塗料を選びましょう。フッ素樹脂系の塗料は通常の塗料よりも高い耐候性をもっているので、色あせが起こりにくい傾向にあります。

まとめ

外壁塗装で色を選ぶときには、面積効果・汚れの目立ちにくい色の選択・周囲の環境の3つのポイントを押さえておきましょう。カタログやサンプルから外壁の色を選ぶときには、暗めの選ぶのがおすすめです。新築の建物でも、年月の経過とともに色あせが起こります。古びた印象を与えるだけではなく、防止性にも影響を与えるので、早めの塗装を検討しましょう。 外壁塗装は専門的な知識や技術をもった店舗に、依頼するのが重要です。

「ぶるーりっじ」は外壁塗装や防水工事の経験を持ったスタッフをそろえており、お客様の大切な住まいを美しく仕上げます。外壁をはじめとしたリフォームに関する相談も受けつけており、一軒家やマンションなどのさまざまな建物について対応可能です。守口市周辺で外壁塗装を希望される方は、ぜひともお気軽に「ぶるーりっじ」までお問い合わせください。
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